【スケジュール】10月のスケジュール

ひとりごと・雑談 ヨーガ告知 読書

10月になりました。

朝晩は大分涼しくなってきましたね。

身体的に過ごしやすい気候ですが、最近は目まぐるしく変わる天候。

体調管理には気をつけていきたいものです。

 

10月のスケジュールと最近読んだ脳科学の本について書いています。

その<脳科学>にご用心:脳画像で心がわかる?!

最近よく見る脳画像。

鮮やかな彩られた脳の写真。

・この場所が輝いた・活性化された。

・またはこの場所が暗くなった・沈静化された。

本当はよく分かっていないのに

例えば、「リラックスしている脳はこれだ。」

と画像を出されて言われるとなんとなく納得してしまう。

しかし、これは何を意味しているのだろうか?

 

この本に出会って脳画像が何を表しているのか少しだが腑に落ちた。

その<脳科学>にご用心」サリー・サテル&スコット・O・リリエンフェルド著 

 

脳画像について簡単に説明すると、

・脳画像を撮るfMRI(機能的磁気共鳴画像法)スキャナーは、脳の活動を測定し色鮮やかな画像に変換する装置。

・脳スキャン画像は見た目通りのものではない。活動中の脳をリアルで捉えてない。

・脳スキャン画像を見て、人の心の中で何がおこっているのかを断定するのは非常に困難。

 

そして著者はエピローグでこのように語っている。

私たちが本書を書いたのは、イカリの役目を果たしたかったからだ。この企ての狙いは、脳科学やその代表的な道具である脳画像法を批判することではない。まず何よりも、無分別な脳科学について、すなわち、過剰な単純化、勝手気ままな解釈、さらには法や商業、臨床、哲学の領域における脳科学の時期尚早の応用を暴露することにある。第二に人間行動を理解するためには、脳は最も重要な分析のレベルであり、心(脳の活動の心理的産物)はたいして意味は持たないという思い込みが、ますます広まっている現状への批判にある。(本文:224ページ)

 

また、僕的にはちょっと衝撃的だったのが下記。

サイエンスライターのデイヴィッド・ドブズは2010年に、脳科学者たちの会合ではっとさせられるような経験について述懐した。「脳を完全に理解するために知る必要があることのうち、目下のところ何パーセントほどわかっているのでしょうか?」科学者たちは一様に、一桁の数字を挙げた。(本文:230ページ)

まだ脳は分かっていない部分が多いのだ。

 

今現在は脳にまつわる過剰な宣伝や脳偏重の一方的な見方が出てきたとき、

いったん立ち止まって考えてみましょう。

”これって何を本当なの?”って。

  

では最後に、

10月のレギュラークラスと代行クラスのご連絡です。

10月のレギュラークラスと代行クラス

レギュラークラスはこちら→

代行クラス

10月10日(土)

TOKYOYOGA青山 12:00〜「フローヨガ」 Satoko ⇒ ミッチー

10月13日(火)

practice渋谷 19:00〜「アシュタンガ マイソールクラス」 chama ⇒ ミッチー

<対象スタジオ>

practice渋谷→こちら

TOKYOYOGA青山→こちら
 

以上、よろしくお願いいたします。


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